【祝個人準優勝!】安全運転全国大会・東京代表ほげまさ!

 こんにちは!小林です!

 暑い日々が続いておりますが、うれしいニュースが二輪会に入ってきました!

5月の二輪車安全運転東京大会の未成年者限定のCクラスで優勝を果たし、安全運転全国大会Cクラス東京代表となった福島が団体優勝、個人二位という好成績を残してきました!

 東京代表に選出されてからは毎週コースに通い熱心に練習していた姿を見てきた自分も自分のことのようにうれしかったです!

 

 今回はほげに大会のレポートと東京代表として参加した感想、さらに一人三重県の鈴鹿サーキットまでバイクで応援にいってくれた大瀧君にも感想レポートを書いてもらいました!

 


 二輪愛好会所属のほげまさです!初めてのブログ投稿で緊張しますが、会長命令なので頑張って書きたいと思います。(絶望) この度僕は東京都代表選手として、鈴鹿サーキットで行われた二輪車安全運転全国大会に出場して参りました!僕が参戦したのは20歳未満の選手が50ccのスクーターで競うCクラスです。結果から言うと東京都代表は団体優勝!準優勝チームに30点差での優勝でした。個人成績はというと、5点差で準優勝という結果に。個人成績が重視される大会ではないのでまぁ良しとしましょう!

 大会は鈴鹿サーキット場内、交通教育センターで開催されました。中型のAクラス、大型のBクラス、学生原付のCクラス、女性原付のDクラスの4名の持ち点4000点から最少減点で競技をこなせたチームの優勝になります。

 競技は2種のスラローム、コーナリング、悪路走行、千鳥走行、レムニー、一本橋、急制動、法規走行の10種目に分かれます。それぞれの種目が、基本的な運転技術が高い水準に達しているのかハッキリ示されるような内容になっています。例えば、悪路走行はつるつるマット上の激狭コースの中を、パイロン接触やコースアウトをせずに微速で通り抜けるというユニーク且つ心臓に悪い種目です。(ほげが一番ビビっていた種目です)

都大会後から全国大会までの準備期間には、元白バイチャンプや元ジムカーナ選手

 

など、多くのコーチに多くの技術を教わりました。コーチ陣によって、都大会での優勝で調子に乗っていた僕の鼻は完璧にくじかれ、ゼロから技術を教わる事になりました。多くの方のお陰で、自らが着々と成長していることを感じながら大会を迎える事が出来ました。

 

 

 

大会ウィークは食事も楽しみました。大会前日の夜は鈴鹿の中華の名店「破天荒」、当日

の朝はサーキットホテルの朝食ビュッフェを堪能しました!本当においしかったです。鈴鹿に行かれる際には是非行ってみてはどうでしょうか。優勝後にはカントクに浜名湖SAのうな重特盛をごちそうしてもらいました。チーム全員分で8万円もの負担だったみたいです。ご愁傷様 …。

 

 

 

 競技は2日間の日程。大会ではその場でランダムに与えられる車両で競技します。即座に車両へ自らを適応させ、ブレーキセッティングを合わせるのがこの大会のキモです。初日、私は2種類のスラロームでブレーキセッティングに苦労し、「車体接地」の減点を避ける為にペースを落とす羽目になりました。

 結果は基準タイム~1秒遅れの5点減点が2つ。この減点が結果としては優勝を逃す原因になったわけですが、自分の限界はそこにあったのだと思います。初日はチームメイトが1種目、転倒で40点減点となってしまい、他にも自分を含めてちらほら減点が…。団体優勝に若干の陰りが見えましたが、希望を捨てずに2日目に挑むことにしました。

 2日目の競技は悪路走行を始めとした低速バランス系が中心でした。残りの競技が減っていく中、緊張はどんどん高まりました。しかし、多くの仲間がコース脇から笑顔で声援を送ってくれました。「こんなに恵まれた選手は他にはいないだろう」という幸せを感じながら、競技をこなしました。結果としては完璧な走行ができ、無失点に抑えることができました。

 最終的には初日にミスをした選手を含め、チーム全員が圧巻の走りを披露し、こうしてチーム東京の二日目は終了。

 

 

 表彰式での団体表彰では、3位、2位と違う県の名が呼ばれる度に心拍数が高まるのを

感じました。そして、「優勝は、東京都代表選手団」というアナウンス。この瞬間のゾクゾクとした感触は一生忘れられないものです。練習では辛い思いをしても泣くことなど無かったのに、気付いたら泣いていました。選手だけではなく、コーチやサポーターの皆と喜びを分かち合うことが出来ました。その後に個人表彰がありましたが、2位になった悔しさなどありませんでした。

 この大会の準備期間から当日にかけて、多くの方々に支えて頂きました。チーム東京の方々にはここでは表し切れないほどの恩を感じています。そして、大瀧君です。VTR時代から何かと連れまわした仲。鈴鹿まで遥々応援に駆けつけてくれて、僕が大会会場で感じていたアウェー感を吹き飛ばすヒーローでした。ンゴンゴ言い合える友達がいるって、良いね。下ネタからなんJ語まで幅広くカバーする大瀧君のお陰で、僕ははとても安定した精神状態で競技をこなすことが出来ました。

 

 若いライダー達は「安全運転大会」という響きに魅力を感じないのかもしれませんが、僕はこの経験を通して、この大会が一つのオートバイ競技としてとても魅力的だと感じました。全国各地の警察署などの団体では定期的に安全運転講習会を開催しています。お金的にも、敷居の高さ的にも気軽に参加出来るものです。一度も講習会に行ったことのない人は、是非行ってみてはいかがでしょうか!? 最後になりますが、大会期間、僕にエールを送ってくれた全ての方々、本当にありがとうございました!!


大会1日目

 開会式がおわり、ほげくんに少し会いましたが、緊張しているのか、若干表情が固かったです。

 競技を上から見渡せるところがあったので、そこで観戦しようと思い、座って競技開始を待っていました。僕がいるのにも関わらず快晴で暑かったです。

 緊張している人、リラックスする人、チームメイトと会話する人、コースの確認やイメトレをする人様々いましたが、ぴっちり張り詰めて息もできないような会場ではなく、適度な緊張がある良い雰囲気の会場でした。

 連絡を取っていたほげくんと合流し、チームの方々に挨拶をしました。練習に参加しているわけでもないし、ポッと出の自分が行くのはかなり気が引けたし、怖かったです......。

 ほとんどの方が、優しく競技について教えてくれたり、飲み物をくれたり、練習の時のほげくんの様子を教えてくれたりしました。気を使わせているんだろうなと思い少し申し訳なかったです。ほげくんの出番は最後の方だったので、いつもの二輪会トークでリラックスできたらと思い、バイクの話をしていました。

 時間が経過し、ついにほげくんの出番。直前までおしゃべりをしてしまって、邪魔になったのではないかと心配になりました。ごめんなほげ...

 いざ始まると、駐車場で練習してるのかと思うくらいいつも通りのほげくんがいて、とても安心したのを今でもはっきりと覚えています。競技を終えて、戻ってくるほげくんはやりきった顔でそれはそれで安心しました。

 

 

大会2日目

 前日同様連絡をとってほげくんに会いに行きましたが、髭が伸びててやばかったです。走順は昨日に引き続き、あとの方らしく、とりあえず朝飯を食べたか聞くと、食べ過ぎて周りに引かれたと言うので、昨日以上にいつものほげくんでとても安心しました。

 そんなこんなでほげくんの出番。法規走行と、低速課題でしたが、普段のほげくんを見ていた僕からすると、1日目より安心して見ていられるだろうと思っていました。けれど低速の課題は見ていて、大丈夫だろうと思いつつもやっぱりヒヤヒヤしました。多分見ていた僕の方が緊張していましたが、ほげくんはケロッと終わらせてきました。結果、減点は0点で、率直にすごいという感想しか出てきませんでした。見られてる、緊張してるそんな中のあのほげくんのパフォーマンスは、普段の練習をどれだけ頑張ればそんなにうまくできるのか、一人感動してしまいました。

 2日目の競技が終了し表彰式ですが、ここはほげくんから詳しくその時の気持ちやら何やら聞くといいでしょう。僕みたいなのが急に行っても、気持ちの共有はできないし、本気で練習していた選手やコーチの方々からすると目障りでしかないと判断したので遠くからひっそりお祝いしていました。おめでとう!

終わりに

 2日間にわたり、汗と涙とヒゲのほげくんはとてもかっこよかったです。

 やっぱり、一つのことに全力で取り組む姿は誰であっても輝いて見えるっていうのは本当で、ましてやそれがバイクだった日には、かっこ良くないわけがない!

 見ているだけで勉強になったり、憧れの鈴鹿サーキットにいけたり、色々僕のためにもなるそんな2日間でした。ほげくんおつかれ!

 東京チームの皆さんお気遣いありがとうございました。

構ってくれた東京チームの方、僕はとても嬉しかったです。周りは誰も知っている人がいないなか、構ってもらえてとても感謝しています。そんな優しい方がほげくんのチームメイトで良かったです。

 お前邪魔だよカス!って思った東京チームの方は、ほげくん伝にクレームを入れていただければと思います。お邪魔しました。

 

 

以上駄文ですが、ほげくん応援の感想文とさせていただけたらと思います。

大瀧